然別湖

標高は810m。日本で一番大きい大雪山国立公園の中で、たった一つの自然の湖です。 北海道にある湖では一番高い場所にあるので天空の湖と呼ばれることも。 小規模な溶岩ドームが十数個集まった然別火山群の噴火活動によって、 川が堰き止められて作られたと考えられています。湖は南北に3.6kmで周囲は約16km。 水深は99mと深く、透明度は最大で19mを超えるほど美しく澄んでいます。 夏はカヌーやカヤックなどのアウトドアがとても盛んで、 全面結氷する冬になると雪と氷で作られる幻の村「しかりべつ湖コタン」が出現します。 然別湖では天望山が湖面に映り込み「唇」のように見えることでも有名です。

然別湖の星空

標高810mにある 北海道で最も標高の高い湖は、 星空が美しいことでも知られています。 然別湖畔にはホテルが運航する「ナイトクルーズ」や 然別湖ネイチャーセンターの「ナイトウォッチング」など、 夜を楽しむメニューも盛りだくさん。 然別湖が誇る圧倒的な星空の美しさは、 空を近く感じる然別湖ならではの楽しみかたです。

とかち鹿追ジオパーク

湖の自然はとても豊かです。 特に然別湖畔を取り巻く森や山には日本最古の永久凍土があって、地質学的にもとても貴重な地域です。 周辺は日本最大の風穴地帯と考えられていて、風穴がつくる低温環境のため 約800mの低い標高帯にありながら、高山の生態系が見られる特異な地域。 平成24年からは日本ジオパーク(大地の公園)にも認定された特別な場所。 ガイドツアーも充実しているので、然別湖ならではの貴重な体験を通じて いろいろなことを学ぶことができそうです。

*とかち鹿追ジオパーク公式サイトはこちら

東雲湖

北海道三大秘湖の一つが、然別湖の東側に位置する 周囲約1kmの小さな湖「東雲湖」。 別名東小沼とも呼ばれていて、かつての噴火口と言われています。 鬱蒼とした大自然とは対照的に眺望が開けていて、 その美しい姿で訪れる人を楽しませます。 周囲のガレ場とよばれる岩場斜面では、 時々「ナキウサギ」が顔を出すことも。 運が良ければ、あの可愛らしいナキウサギに 会えることがあるかもしれません。 然別湖や東雲湖一体は、貴重で豊かな自然が 守られている地域なので、現地を案内してくれる ネイチャーガイドの方々に色々なお話を聞くと、 自然をより深く理解する良い機会になるのでオススメです。

ミヤベイワナ

然別湖が生まれた時に、川と海を往復していた オショロコマが湖に陸封されたことで、 独自の進化を遂げたのが「ミヤベイワナ」です。 世界でも然別湖にしか生息していないオショロコマの亜種で 大きく分けて3色(グリーン、ブラウン、ブルーバック)の固体色が。 なかでもエメラルドグリーンに彩られた魚体には ピンクやオレンジの斑点が散りばめられ とても美しく「湖の宝石」と言われています。

扇ヶ原展望台

然別湖周辺の山々で発生した火砕流や土石流などでつくられた 扇状の台地「扇が原」を見下ろすことのできる展望台です。 天気の良い日は太平洋まで見通せることも。 ここは十勝は広くて平野であることを実感できる場所。 鹿追が生んだ画家、神田日勝氏も愛したと言われる展望台は、 一大パノラマが魅力できっと心も解放してくれるはずです。 然別湖へ向かう途中に、ちょっと足を止めてみてはいかがですか?

温泉

大雪山国立公園内にはたくさんの温泉がありますが、 ここ鹿追町のエリアにもオススメの温泉がたくさん。 然別湖畔にはホテル風水、ホテル福原が温泉入浴を提供しています。 ホテルなので入浴後のサービスも豊富。 マッサージやカイロなどと合わせて入浴も楽しめます。 然別峡に向かえば、然別峡野営場内にある露天風呂「鹿の湯」を 楽しむことも。川にせりだすように造られた露天風呂は、 野趣あふれる雰囲気が最高です。 然別峡には、その名も有名な「かんの温泉」があります。 「菅野の湯で治らない病気はない」と昔から言われるほどの温泉で、 その湯には定評があります。どの温泉も全て源泉かけ流し。 豊富な湯量が誇る至極贅沢な温泉は、 大自然に包まれる心地良さが評判です。

花のまち

国道沿線に咲き誇るヘメロカリス。
町の中を飾るのは道路沿線の花々だけではありません。 お店の玄関や各家庭の庭など、町中が花で埋め尽くされます。 毎年7月には鹿追中を花で飾る花フェスタを開催。 オープンガーデンにして、花好きな人たちを 迎え入れてくれるお家もあります。 道の駅で花マップを受け取って、街中を飾る花を 愛でながら散策すれば、「ホッ」とした気分と優しさが あなたを包んでくれるはず。 旭川〜富良野〜十勝をつなぐ「北海道ガーデン街道」を 巡りながら、鹿追へのドライブを楽しむのもオススメです。

桜並木

春にオススメなのが然別川遊歩道での散歩。 遊歩道は市街地を縦断する然別川沿いに作られた 5,650mに及ぶ歩行者専用の道です。 川のせせらぎを聴きながら、時には野鳥のさえずりに 先導されることも。道の駅しかおいで自転車を借りての サイクリングもオススメです。遊歩道沿いの堤防に植えられた 18kmに渡るエゾヤマザクラの桜並木はとても見応えのある場所で 例年5月中旬頃が見頃となる気持ちの良いスポットです。 2011年にオープンしたばかりのふれあい農芸公園に隣接した公園は、 ピクニックにも最適ですよ。

福原山荘

秋になると標高の高い大雪山国立公園は 一気に紅葉で彩られます。紅や黄色、さらには黄金色も 加わって絶景の紅葉を生み出します。 国立公園に近い福原山荘では見頃となる10月中旬に合わせて、 毎年紅葉シーズンのみ庭園を一般公開。 植えられた木々と周囲の自然が絶妙に混ざりあい、 素晴らしい紅葉の庭園を演出します。 然別湖で紅葉を見るなら、湖面に出ることのできるカヌーや 遊覧船がオススメです。 紅葉は水際が最も美しくなるため、遊覧船でのツアーでは 圧巻の紅葉を楽しむことができるでしょう。 然別湖から上士幌町の糠平温泉を通り層雲峡までつながる 三国峠は、絶景の見所スポットが連続するまさに紅葉ロード。 然別湖から層雲峡へ、層雲峡から然別湖へ。 大雪山国立公園を縦断するルートは 紅葉を楽しむためにあるようなドライブルートです。

道の駅

鹿追町には道の駅が2つ。「道の駅しかおい」と「道の駅うりまく」。 鹿追を巡る前に、鹿追を巡った後に、道の駅へどうぞ。 鹿追町内で生産された新鮮な農産物をはじめ、チーズやヨーグルトなどの加工品やスイーツ、 パンなど特産品がたくさん揃っています。 お店の中には沢山の手作り品も並んでいて、木工製品や布製品、馬をモチーフにしたストラップ お土産にはピッタリなものが盛りだくさん。 鹿追の道の駅には専任スタッフが常駐する観光案内所もあるので、 旅の情報はぜひこちらでチェックしてみて下さい。 鹿追に来たらまずは道の駅にお寄り下さいね。